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  • 2014.02.16 Sunday
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book

後味が・・・

評価:
湊 かなえ
双葉社
¥ 1,470
(2008-08-05)
なんとも言えない「後味」が、少々の毒気とともに、消えません。
悪魔のような巧妙な魅力。
作者は、この作品のどこかに「希望」を見いだしているのか?
それを求めながら読み進めた自分を、少し後悔さえしました。

校内で愛娘を殺された中学教諭の「告白」に始まり、
手を掛けた生徒、母親、家族などのそれぞれの心境「告白」が紡がれて
真相が見えてくる手法は目新しく、引き込まれて数時間で一気読み。

殺人まで行きついてしまった人間の辿ってきた心理描写などをはじめ、
読者は、各登場人物への理解を深めていく、、と思いきや、
最後はまた裏切られたような衝撃の告白が連なります。

今朝読んだ新聞の三面記事よりも、ずっとリアルに感じます。
事件の背景や要因は、全て解明できるほど、そんなに単純ではなく、
人間の多面性も、相手との関係によって流動的な不安定さも、
複雑に絡み合っているのだよ、とだけ、言っているようで寂しくなりました。

”空恐ろしい”
”背筋が凍る”(映画「誰も守ってくれない」ではないですが^^;)
”でも、実際には、本当にこうなのかもしれない”

そんな感覚の繰り返しでした。

各章のタイトル=「聖職者」「殉教者」「伝道者」などと
宗教的表現を使っている点に、逆に「冒涜」も感じたほどです。

感想がうまいこと言えません。
でも、やはり・・・
この作品は、洞察が鋭いかどうか、疑問。。。いや、表現としてどうなのか。

それは、この本を読む前に観た映画が、格段に素晴らしかったからでしょう。

この本を読む直前、NHK BSで黒澤明監督「赤ひげ」を観ていました。
新人作家の方と、黒澤作品を比べるつもりは毛頭ありませんが、
毒を食らう前に、深くて素晴らしい作品(赤ひげ)を観ておいて
本当によかった、、、、と思ったのでした。

  • 2009.02.06 Friday
  • 18:58

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  • 2014.02.16 Sunday
  • 18:58
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Comment
お気持ちよくわかります^_^;
私の制止をきかず、購入した娘。それで私も読みましたが・・他の本で浄化させていただきました<(_ _)>
前々から”トマトと白菜の具の味噌汁おいしいから作って食べてみて!”と友人に話しているのですが、
「それってどうなの?チャレンジできないわ〜」と返事。その人にこの本を貸しましたが、読後のコメントはなしでした(ーー;)
ritsukoさん、深いものを選択する印象がありますので意外です。
ところで、味噌汁にトマト、入れませんか?
  • iku
  • 2009/02/07 6:51 PM
iku様
あは!そうでしたか。お嬢様、制止をふりきって。。。広告に惹かれたかな。同じく浄化の一冊をすぐ読みました。私の場合はもちろん真理の書籍ですが(^^) 制止はしませんが、ま、そーゆーことです^^;
私がこの手の本を選択したのが意外ですか^^ ここに書かないだけで、結構こんな経験させてもらってます、いろいろな本に^^; レビュー記事にしようか迷いましたが、それだけ余韻を残してくれた新人賞受賞作なので書いてみました〜 
トマトは、おでんになら、入れます。
  • ritsuko
  • 2009/02/08 1:17 AM
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